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Framework · 2005年公開
Django は Python でデータベース中心の Web アプリケーションをすばやく作れるフルスタック Web フレームワークで、ORM・管理画面・認証を標準で備えています。
Django は Python で書かれたオープンソースの Web フレームワークです。2005 年に公開され、現在は非営利団体の Django Software Foundation が管理しています。モデル(Model)・テンプレート(Template)・ビュー(View)に役割を分ける MTV 構成を採用し、URL ルーティング、ORM、テンプレートエンジン、フォーム、認証、管理画面など、Web サービスに必要な機能の大半を最初から備えているため「バッテリー同梱」のフレームワークと呼ばれます。
Django が特に力を発揮するのは、コンテンツ管理システム、社内業務ツール、EC サイト、REST API サーバーのようなデータベース中心のサービスです。モデルを Python のクラスとして定義すればマイグレーションでテーブルが作られ、自動生成される管理画面ですぐにデータを扱えます。CSRF、SQL インジェクション、XSS、クリックジャッキングといった一般的な攻撃への対策も標準で有効になっています。
初めて学ぶなら、仮想環境を作って pip で Django をインストールし、公式ドキュメントの投票(polls)アプリのチュートリアルを最後まで進めてみるのがおすすめです。モデルの定義、マイグレーションの実行、ビューとテンプレートの接続という流れを一度体験すれば、残りの機能は必要に応じてリファレンスで調べられます。
Python のクラスでモデルを定義すれば SQL を書かずに検索・保存でき、モデルを変えたら makemigrations と migrate でデータベースの構造も更新します。
モデルを登録するだけで、データの検索・追加・編集・削除ができる管理画面が用意され、運用ツールを自作する手間が減ります。
CSRF 対策、テンプレートでの自動 HTML エスケープ、パラメーター化クエリ、安全なパスワードハッシュが最初から適用されます。
ユーザー・グループ・権限のモデル、ログインビュー、入力を検証するフォームとモデルフォームを標準で提供します。
プロジェクトのフォルダーで Python の仮想環境を作成して有効にします。下のコマンドは macOS・Linux 用で、Windows では .venv\Scripts\activate で有効にします。
python -m venv .venv && source .venv/bin/activate仮想環境の中で pip を使って Django をインストールします。完了すると django-admin コマンドが使えるようになります。
python -m pip install Djangodjango-admin で新しいプロジェクトを作成して開発サーバーを起動し、ブラウザーで http://127.0.0.1:8000 を開きます。
django-admin startproject mysite && cd mysite && python manage.py runserverstartproject が生成した mysite/urls.py を上のコードに置き換えると、ルート URL で Hello, world! を返す最小の Django アプリになります。ビューはリクエストを受け取って HttpResponse を返す関数で、urlpatterns が URL とビューを結び付けます。開発サーバーはコードが変わると自動で再起動します。
mysite/urls.py
from django.http import HttpResponse
from django.urls import path
def hello(request):
return HttpResponse("Hello, world!")
urlpatterns = [
path("", hello),
]
django-admin startproject mysite && cd mysite && python manage.py runserverインストールから Django の中心となる考え方まで、6 章で順を追って学びます。
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